

企業は個人と違い、社会の複雑かつ多様な利害関係の中で活動するものです。
利害関係は、株主・役員・従業員等との
「内部関係」と、取引先・債権者・顧客・投資家・金融機関・官公庁等との
「外部関係」に大別できますが、これら利害関係人(ステークホルダー)との関係構築のプロセスは出資・雇用・取引・司法行政手続など様々ですから、それぞれに
違う角度からの考察が必要となります。
また、内・外関係のいずれも、ある一側面だけを見つめたところで、状態を正確に把握することはできません。
3つの視点(図1)を持ち合わせて全体を眺めないと、「木を見て森を見ず」となり、処置が片手落ちになりかねないのです。
当事務所では、
企業活動のピラミッド(図2)が均整の取れた正三角形へ近づくよう、法的サービスの提供を行っております。
【図1:企業活動を見つめる3つの視点】
視点 |
見つめる先 |
1 |
静的視点 |
企業統治
(コーポレート・ガバナンス) |
効率・健全な経営システムが構築されているか? |
法令遵守
(コンプライアンス) |
違法行為がないか? |
情報開示
(ディスクローズ) |
内外への積極アピールに取り組んでいるか? |
|
2 |
動的視点 |
危機管理
(リスクマネジメント) |
平時から問題発生の予防に努めているか? |
経営承継
(後継者問題対策) |
事業承継問題を先送りしていないか? |
情報収集 |
アンテナを高く張り巡らせているか? |
|
3 |
適正手続の視点 |
会社法活用 |
会社法を理解し、実践・活用をしているか? |
定款整備・管理 |
会社法への対応は済んでいるか? |
決算公告 |
公開することで「自信」を示しているか? |
商業登記 |
正しい情報公開ツールとして機能しているか? |
|
【図2:企業活動のピラミッド】


当事務所は上の考え方に基づき、企業法務のための4つのメニューをご用意しています。主な実績は次の3点です。【1】個人事業主から中小・上場企業や地方自治体まで多種多様な案件に関与【2】弁護士・税理士・公認会計士・社会保険労務士・中小企業診断士など優秀な外部アドバイザーとの提携によるトータルサービスの提供【3】大阪産業創造館「あきない・えーど」登録コンサルタントとして創業支援活動
詳細はご相談下さい。